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【デリケートゾーンの正しいケア】「毎日おりものシートを使うのはNG?」婦人科医が解説!【後編】

June 10, 2024

  • 撮影:日下部真紀
  • 取材・文・編集:岩崎幸
  • イラスト:Chieko
  • 監修医師:尾西芳子先生

更新日:2024年06月07日

デリケートゾーン、実際みんなどうケアしているの? そもそも私のケアは本当に正しいの!? 前編では「デリケートゾーンの3大あるある悩み」について、神谷町WGレディースクリニック尾西芳子院長にお話を伺いましたが、後編となる今回は、「人には聞きにくいデリケートゾーンのアレコレ」について。「最近よく目にする吸水ショーツ、衛生面って本当に大丈夫なの?」「毎日おりものシートを使うのは良くない?」「膣トレって本当にした方がいい?」など、デリケートゾーンにまつわる疑問に答えていただきました。

▶▶▶前編はこちら

実際どうなの? 人には聞きにくいデリケートゾーンのアレコレ

Q.吸水ショーツ、最近よく目にするけれど……。衛生面は大丈夫?

ショーツ自体が水分を吸収してくれるため、漏れて衣類が汚れる心配がありません。吸水面は、複数の機能性素材が層になっているため、吸水しても表面はかなりさらっとしていて、ニオイも気にならないものが多いです。

メーカーによって吸水量はさまざまですが、量が多い日に一日中履いていると、湿っている感覚や水分の重さを感じて不快なこともあるので、タンポンやナプキンなどと併用するとよいでしょう。量が多いときにも安心です。

また、吸水ショーツだけで使用するなら、生理がはじまりそうな日や終わりかけの量が少ない時期がおすすめです。普段ナプキンで肌がかぶれやすい、という方も、快適に過ごすことができます。

Q.生理時、洗い方で気をつけることはある?

生理時と通常時で洗い方を変える必要はありませんが、アンダーヘアに経血が付着していることもあったりするので、その部分はしっかりと洗ってもいいでしょう。ただ、粘膜部分はシャワーで流す程度で十分ですので、あわせて強く洗わないように注意しましょう。

Q.下着を汚したくなくて、毎日おりものシートを使っているのは良くない?

ずっと付けたままだとどうしてもこすれが生じてしまうので、かゆみや黒ずみの原因に繋がってしまうことがあります。また、付けていると蒸れやすくなり、その結果、真菌(カビ)が増殖して、かゆみが出ることも……。通気性が良い綿のおりものシートを使用したり、寝ている間はそこまで気にならないのであれば、夜は付けるのをやめてみるなど、アイテムの選び方や使い方を見直してみるのがいいでしょう。

全くおりものが出ない人もいれば、量が本当に多くておりものシートを頻繁に替えなくてはいけない人など、おりものは個人差が大きいですよね。そこまで量が多くなければ、膣は自浄作用があるところなので、朝晩替えるだけでもいいと思います。

Q.アンダーヘアの自己処理で気をつけるべきことは? VIO脱毛も考えているけれど……

アンダーヘアを自己処理する場合は、VIO専用のシェーバーを使うようにしましょう。毛抜きを使って抜くのはNG!毛穴に細菌が入ってしまい、毛嚢炎と呼ばれるニキビのような発疹ができて炎症を起こしてしまうので要注意です。また、処理する前に専用のジェルやフォームを塗ってあげると、肌を傷つけず処理できるため、なるべく使用するようにしましょう。

最近はVIO脱毛をされている方が多くいらっしゃいますよね。やはりデリケートな部分ですので、人によっては施術する前のケアでかぶれてしまったり、レーザーの刺激が強すぎて火傷のようになってしまう人もいたりと、個人差があります。肌が弱くて心配な方は、医療脱毛を行っているところで相談してみるといいでしょう。

Q.膣トレってした方がいいの?

骨盤の中には子宮などの臓器を支えている骨盤底筋と呼ばれる筋肉があるのですが、この筋肉が弱くなってしまうと「性器脱」といって子宮が腟から脱出してしまうんです。お年寄りの方で、「男性器のように出てしまって座るのも難しくなって……」と来院される方もいます。特に出産経験がある方がなりやすい症状ですが、若い人でも過度なダイエットで筋力が落ちてしまい、性器脱になっていることも。産後すぐに発症することは少ないですが、将来、性器脱で悩まないためにも膣トレはしておいた方がいいでしょう。

また、性器脱だけでなく、加齢とともに筋肉が緩んでしまうことで、尿漏れの原因にも繋がります。

セルフケアとしては骨盤底筋運動を習慣にすることがおすすめ。

骨盤底筋はインナーマッスルなので、「どこなのか、きちんと動かせているのか分からない」という方が多いと思います。排尿時に肛門と膣をギュッと締めると排尿を止めることができますが、その感触こそが骨盤底筋が収縮したということです。

トレーニングは、アメリカの産婦人科医が考案した「ケーゲル体操」が一般的。

1)まず、仰向けで横になり、両足を肩幅程度に開きます。このとき両ひざは軽く立てましょう。
2)そして、息を吸いながら骨盤底筋を胃のほうに吸い上げるような感じで、5秒間締めます。
3)その後、5秒かけてゆるめます。

この流れを5回繰り返しましょう。5回を一セットとして、一日5セット行うのがおすすめです。

出産経験の有無に関係なく、膣トレはぜひすべての女性にしていただきたいです。

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