“女性特有のしみ”肝斑のこと、 ご存知ですか?
2016年04月27日
本格的な春の到来に心もウキウキ。そのいっぽうで、女子にとっては紫外線が気になり始めるシーズンだったりもします。でも、そんな紫外線対策はバッチリ!なはずなのに、ふと、もし目立ったしみを見つけてしまったら……。そのしみ、もしかしたら「肝斑(かんぱん)」かもしれません。
思い込みcase:1
紫外線を浴びていないのに、 しみが・・・。なぜ!?
毎日のスキンケアや紫外線対策を決して怠らない自分、自称・美肌女子。なのに、ある日急に、気になるしみが・・・・・・。しかも点ではなくて、気づいたらなんだかモヤッと広がっているんだけど……(涙目)。これって何!?
美白化粧品や日やけ止めなどで日々しっかりとケアしているにも関わらず、顔にしみができてしまったのであれば、それは「肝斑(かんぱん)」と呼ばれる女性特有のしみかもしれません。
しみの原因は、実は紫外線だけではないのです。
「肝斑」は妊娠・出産をきっかけに発症したり、女性ホルモンが乱れがちな30代後半に増えてくるケースが多いので、女性ホルモンが影響しているしみと考えられています。
「肝斑」の見分け方としてはしみの出方に特徴があるので、次の項目をまずはチェックしてみましょう。
(1)うすい褐色のしみが、ほぼ左右対称に出ている。
(2)ほほ骨のあたりに沿って、点ではなくモヤッと面で広がっている。
(3)目の周囲にはしみはなく、目の下を縁取るように現れている。
上記にひとつでも当てはまれば、あなたの顔のしみは「肝斑」かもしれません。
※このしみ、「肝斑」?「肝斑」チェックはこちらから
「肝斑」の症状写真と照らしてみると、「もしかして?」のヒントになるかもしれません。
思い込みcase:2
急に目立ってきたしみ、 対策といえばレーザーしかないよね……
「肝斑」は広範囲に広がるのでお化粧でも隠しにくいとされ、女性を悩ませるやっかいなしみです。コンシーラーでも隠すことができない。メイクで隠そうとすればするほど「肝斑」が浮いてきてしまう……。女性のリアルな叫びが今日もこだましてきます。
でもしみ取りであれば、まずはレーザーや光治療で即解決でしょ!と思いがちですが、こと「肝斑」に関してはNG。レーザー治療を施すと、炎症が起こって症状を悪化させてしまう可能性があるので、「肝斑」の場合には、レーザー治療は避けたほうがいいといわれています。しみにはレーザー治療が効くものと、レーザー治療に向かないものがあるというわけです。
じゃあ一体全体どうすればいいの?「肝斑」には治療方法がないの?いやいや、肝斑ならではの対処法をご提案できるんです。
「肝斑」であるならば、トラネキサム酸配合の内服薬を8週間継続して投与することが効果的とされています。(具体的な改善効果のデータはこちら)
つまり肝斑を改善するための方法は、「トランシーノII」を8週間(1日2回)飲むことなのです。
思い込みcase:3
トラネキサム酸って、安全なの? 継続服用してよいの?
トラネキサム酸という成分は、アミノ酸の一種です。炎症を抑える効果があり、風邪薬等にも使用されているものです。
このトラネキサム酸の「肝斑」に対する効果は、今から40年近くも前(1979年)に、じんましんの治療で飲んでいた患者さんのほほの両側にあるしみが薄くなったという偶然の発見から、お医者さんの間で認められてきたものなんです。
しかし、トラネキサム酸がなぜ「肝斑」に効くのか、まだ100%解明できていないのが現状です。「肝斑」は皮膚の奥のほうで炎症を起こしている状態であるといわれており、抗炎症作用のあるトラネキサム酸が「肝斑」の発症を抑えるとも考えられています。
なお、この「トラネキサム酸」は近年では「外側からのケア」として、美白化粧品に配合される有効成分としても有名です。
トラネキサム酸は医療現場では「肝斑」治療(保険適用外)で半年以上継続することもある、安全性の高い成分です。しかし、これは皮膚科の医師による継続的な検査や指導があるからこそ。ご自身で判断して飲み続ける市販薬の場合には、「トランシーノII」の臨床試験で効果が確認された「8週間」という期間を一定の服用期間のゴールとしています。
まずは1ヵ月間飲んでいただいて、自覚症状の改善が少しでも見られたら、もう1ヵ月間トライしてみてください。市販薬で唯一、肝斑の改善効果が国から認められている(※)「トランシーノII」を選択しない手はありませんよね。
※2016年4月現在
最後に……紫外線は「肝斑」ができる原因ではありませんが、悪化をさせる大きな要因のひとつ。「トランシーノII」の服用とともに、紫外線対策やスキンケアを万全に行うこともお忘れなく!
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