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「セルフケア」の企画づくりを学生にも。健康美塾×実践女子大学【講義レポート】

2026年09月15日

イベント・その他

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第一三共ヘルスケアが運営するセルフケア情報メディア「健康美塾」は、実践女子大学と連携し、学生向けのキャリア実践演習を実施しました。

講義に参加した学生は、同大学文学部の3年生20名。2026年5月から7月の全4回にわたり、「健康美塾」の記事制作チームが大学を訪れ、「企画のつくり方」をテーマに講義を行いました。講義のなかでは、グループワーク形式で「健康美塾に掲載する記事企画を考える」という、実際に企業の担当者になりきるプログラムも実施。

学生たちは全4回の講義をとおして、どのような気づきを得たのか。その変化の過程とともに、健康美塾の記事がどうつくられているのかをご紹介します。

セルフケアをもっと身近に。第一三共ヘルスケアの想い

初回の講義では、健康美塾の担当者である広報部の溝口から、第一三共ヘルスケアの事業紹介と、オウンドメディア「健康美塾」について説明しました。

メディアをとおして、自分自身の健康を自分で守る「セルフケア」を、もっと身近に感じてほしい──学生に質問を投げかけながら、第一三共ヘルスケアが「健康美塾」に込めた想いも熱く語りました。

生理痛、肌荒れ……自分たちの悩みから、企画の種を見つける

第2回の講義では、これから考えていく記事企画に向けて、学生のみなさんに「想定読者」と「記事のアイデア」を考えてもらいました。
そのために、まずは「健康美塾」の記事がどのようにつくられているのか、生活者の理解や企画発想のプロセスを紹介。

そのあとは、グループで「自分たちと同世代の架空の女子大生」を読者として設定し、「その人が抱える健康や生活の悩み」を付箋に書き出していきました。
生理痛、肌荒れ、睡眠の質や食生活の乱れ——出てきた悩みは、まさに学生たち自身のリアルな声でもありました。それを分類・整理しながら、グループごとに「とくに共感するテーマ」を1つに絞り込み、「記事テーマ」を決定していきます。

ある学生は「普段、自分の健康についてあまり意識していなかったけれど、こうやって人と話してみると楽しく、興味を持ちました」と、新鮮な体験だった様子。
授業やアルバイト、就職活動など、日頃の忙しさのなかで後回しにしがちな自分のからだのこと。それを言葉にして話し合ってみることで、「じつはみんな同じようなことで悩んでいるんだ」という発見があったようです。
さらに議論を重ねていくうちに、「このターゲットにはきっとこういう悩みがあるかも」「それなら、こういう記事があったら読みたくなるかもしれない」と、次の企画につながるアイデアも生まれてきました。自分の悩みと向き合い、「誰かに届ける企画」に変換していく。その入り口に立った回でした。

「いい企画」の条件は?読者に刺さるテーマのつくり方

第3回は、「健康美塾」の記事を制作しているCINRA, Inc.(以下、CINRA)の編集者たちが登壇し、読者を惹きつける記事タイトルや構成づくりについての講義が行われました。ここで得たヒントをもとに、学生たちはグループごとに企画をまとめ、次回の発表に臨みます。

第3回の冒頭で、編集者から投げかけられたのは「いい企画とは、何だと思いますか?」という問い。問いに対してある学生は、「読む前と読んだあとで、読者の思い込みが変わるもの?」と答えてくれました。

まさにその通り。「意識」が変わり、新しい気づきや発見が得られ、さらに「こうしてみよう」と行動が変わる。それがこの講義で示された「いい企画」の定義でした。

また、「健康美塾」では記事づくりにおいて、4つのポイントを考えて企画を立てています。

さらに溝口からは、記事をつくるうえでの注意点を紹介。健康に関する情報を扱うメディアだからこそ、信頼できる情報元に基づき、正しい知識をわかりやすく発信することが欠かせません。とくに医薬品、医薬部外品、化粧品を取り扱う企業として、薬機法などの法律・ルールを守ったうえで情報を発信しています。

講義では、企画の面白さだけでなく、薬機法を守った責任ある情報発信も大切だと強調されました。

編集者との対話で、企画の切り口を広げていく

講義のあとはグループワークへ。企画書のフレームワークに沿って、先に紹介した4つのポイントを考えてもらいます。各テーブルを編集者や担当者がまわってコミュニケーションを取り、学生たちは悩みながらも意見をまとめていきました。

たとえば、夏バテをテーマに選んだグループは、「グループ内に夏バテになった人がいない。当事者じゃないから、具体的なアイデアが出てこない」という壁にぶつかっていました。

それを聞いた編集者からは、「そもそも夏バテがどういう状態かわかっていないのかも」「もうちょっと自分たちのリアルにいるターゲット層に絞ってみてもいいかもしれない」とアドバイス。編集者からの意見を受け、議論の角度を変える瞬間もありました。

企画を具体的に考えていくなかで、学生たちにも多くの気づきがあったようです。「面白い記事には、いろんな工夫がされていると気づいた」「読みたくなるような記事にするためにも、さまざまな角度から考える必要がある」「タイトルの言葉選びも難しい」という声とともに、企画を考える楽しさがにじみ出ていました。

いよいよ発表!4つのチームが考え抜いた企画は?

講義も最終回。今回は、これまでの講義と話し合いを経て、各グループがつくりあげた企画の発表が行われました。チーム名は第一三共ヘルスケアの製品名から好きな名前をつけてもらっています。1チームあたりの発表時間は8分。どのチームも、メンバー全員が発表できるよう担当のページを決め、一生懸命話してくれました。

学生たち自身も感じている日々の悩みが出発点になった、4つの記事企画。それを多くの人に届けるために、キャッチフレーズを工夫したり、冒頭にセルフチェックリストを提示して読みやすくしたりなど、信頼できる情報をいかに伝えるかを考え抜いたからこそ、構成案にもさまざまな工夫が見られました。

発表後には、健康美塾の担当者から、よかった点や読者の興味をさらに引き出すためのヒント、改善のアドバイスを共有。読者像を絞ることでより具体的な企画になるもの、逆にあえて絞りすぎないことで届く範囲が広がるものもあることなど、学生たちは真剣に耳を傾けていました。

「ずっと使える考え方を学べた」。講義をとおして変わったこと

全4回にわたる実践演習も、これでついに終了。プログラムを終えた学生たちに、今回の体験を通じて感じたことを聞きました。

「ターゲットを具体的に決めていく作業が印象に残っている。どう届けたら伝わりやすくなるか、少しわかるようになった」など、企画づくりを通じて「届ける相手」への想像力が変わったという声が多く聞かれました。

「記事に限らず、社会に出てからもきっと、誰かのために働きかけることが求められるはず。ずっと使える考え方を学べたと思う」と今回の経験を自分自身の将来へと結びつける学生の姿も見られました。

講義を見守ってきた文学部国文学科教授・学長補佐の深澤教授は、「学生たちは企業のリアルな課題に触れながら、自分ごととしてとらえて形にしてくれた。就職活動を控えたこの時期にセルフケアについて考える時間を持てたことも、とても意義があったと思う」と振り返りました。

自分のからだと向き合い、その気づきを「誰かに届ける企画」としてかたちにしていく。この経験が、学生たちのこれからの日々の糧となることを願っています。

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