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乾燥性敏感肌とは、
NMF(天然保湿因子)やセラミド等が不足し、肌の水分保持能が低下しているために角質細胞が剥がれ落ちやすく、その隙間から入り込む外部からの刺激(気温の変化・ハウスダストなどのアレルゲン・雑菌・紫外線など)に対して過敏に反応する状態をいいます。
私たちの体を外部刺激から守っている皮膚は、皮下組織の外側を
真皮・表皮で構成しており、表皮は外側から、角質層・(透明層)・顆粒層・有棘層・基底層と4〜5つの層から構成されています。
表皮の最上部にある角質層は、わずか0.01〜0.015mmと薄いながら、体をラップのように覆い、外部からの刺激で体が異常な反応をすることがないよう防御したり水分の喪失を防ぐバリア機能を果たしています。
角質層は、皮膚細胞と細胞間脂質であるセラミド等で構成されていますが、このセラミドが持つ水分保持機能やNMF(天然保湿因子)により、お肌がみずみずしく保たれ、また表面を覆う皮脂膜とともに外部刺激からのバリア機能を持ちます。
しかし、体調やストレス、アレルゲンによる刺激で肌のバリア機能が弱まったり、角質層のセラミドが不足して肌の水分が不足すると、バリア機能の低下と肌の水分量の低下がお互いに悪影響を及ぼしあう状態になってしまいます。
こうして、通常は10〜30%ある角質層の水分量がそれ以下に下がった状態が乾燥肌、これによりバリア機能が低下し、刺激やアレルゲンによって肌がトラブルを起こしやすい状態が、乾燥性敏感肌です。
また一般にアトピー性皮膚炎の方は、角質層のセラミド量が少なく、角質層の水分量が健康な肌状態に比べ少ない傾向にあるといわれています。
乾燥性敏感肌の場合、皮膚の角質層の水分量の減少が肌トラブルにつながる場合が多いため、肌の水分保持能を改善し、自らうるおう素肌づくりをすることが大切です。
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監修:医療法人クイーンズスクエア 皮膚科・アレルギー科
院長 沼野香世子 先生
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