しもやけ・あかぎれ

しもやけ・あかぎれの対策

3.しもやけ・あかぎれになったらどうする?

しもやけ・あかぎれの対策には、皮膚の保湿と血行促進が重要です。保湿成分や炎症を抑える成分が入ったくすりを取り入れたり、手足の指をほぐすマッサージなどで症状の緩和が見込めます。ただし、しもやけ・あかぎれの症状が重症化しているときは専門医による適切な治療を受けましょう。

  • 医療機関での受診をおすすめする場合と、セルフケアできる場合

    • 医療機関での受診をおすすめする場合

      痛みや腫れがひどく、日常生活に支障をきたす場合や、しもやけが重症化して水疱になったり、破れたりした場合は受診しましょう。また、寒い時期以外にしもやけのような症状がみられる場合や、発熱や関節痛など全身症状を伴う場合などは、他の病気が隠れているおそれもあるため、受診してください。

      セルフケアできる場合

      OTC医薬品を使用したり、日常生活の工夫をしたりすることで症状が改善されるようであれば、セルフケアで様子を見てもよいでしょう。

  • 皮膚の保湿と血行促進を心がけましょう

    • 軟膏や飲み薬を使ってかゆみや炎症をしずめる

      皮膚に潤いを与える成分や皮膚を保護する成分が配合された保湿剤を使い、皮膚の乾燥を防ぎましょう。症状に応じて、鎮痒消炎薬(かゆみ止め)や、しもやけ・あかぎれ治療用の塗り薬を使ってもよいでしょう。かゆみが強い、腫れがひどい場合などは、ステロイドを含む軟膏を使用することもあります。
      ビタミンEを含む軟膏や、ビタミンEの内服薬を使用することで、血行促進をはかることも有効です。

      主な保湿成分と役割

      傷の保護やマッサージも有効

      あかぎれができているときは絆創膏などを貼り、水仕事のときはゴム手袋をするなどして傷口を保護しましょう。また、手足の指をほぐすようにマッサージし、血行促進を心がけることも大切です。

      温まるとかゆみが強まることも

      しもやけ・あかぎれは冷えによって症状が起こるため、身体を冷やさないように温めることが大切ですが、入浴などで体が温まると、しもやけのかゆみが増すことがあります。かきこわさないように注意しましょう。
      また、重症化すると水疱ができたり、それが破けたりすることがありますが、その場合はマッサージをしてはいけません。

  • くすりの選び方と注意点

    • しもやけ・あかぎれの薬には、一般的に、皮膚を保湿・保護する成分や炎症・かゆみをおさえる成分、血行を促進する成分などが含まれています。症状に応じた薬を選びましょう。

      しもやけ・あかぎれの薬に含まれる成分
      薬効 成分 作用
      抗炎症成分 グリチルレチン酸、グリチルリチン酸ニカリウム など 皮膚の炎症をしずめます。
      ステロイド ヒドロコルチゾン酢酸エステル、プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル など
      鎮痒成分 クロタミトン など かゆみをおさえます。
      抗ヒスタミン成分 ジフェンヒドラミン塩酸塩 など
      組織修復成分 アラントイン など 組織の修復を助けます。
      殺菌成分 イソプロピルメチルフェノール など 殺菌作用を発揮します。
      ビタミンE トコフェロール酢酸エステル 末梢の血管を広げ、血流改善を促します。
  • (コラム)しもやけと間違いやすい病気があります

    • しもやけは、血行障害によって起こる症状ですが、全身性エリテマトーデスなどの膠原病、多形滲出性紅斑などの病気、薬疹でも、しもやけに似た症状がみられることがあります。
      寒い時期以外にしもやけのような症状がみられた場合や、関節痛など全身症状を伴う場合などは、ほかの病気が隠れている可能性もあるため、早めに受診しましょう。

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