眼精疲労の予防

予防するには?

眼精疲労を予防するには、目を使い過ぎないことが第一です。パソコンなどを使った仕事の際は、作業方法や環境を工夫して、目を休める時間をとりましょう。また、目を乾燥させないこと、ストレスをためないようにすることも大切です。

パソコン作業の工夫で眼精疲労を予防

パソコン作業の工夫で眼精疲労を予防

パソコン作業による眼精疲労を予防するには、作業する環境や方法、時間に留意します。

距離を調節する

目とパソコンの画面の間が、40cm以上になるよう画面の位置を工夫し、作業姿勢を正しくします。この距離で見やすいように、必要に応じて適切なメガネで視力を矯正しましょう。

環境を調節する

室内の照明を、ディスプレイ画面上は500ルクス以下、書類やキーボード上は300ルクス以上になるよう調整します。太陽光が画面に入り込まないよう、ブラインドやカーテンを使用します。

目を休める

パソコンで1 時間の連続作業をしたら15分程度の休みをとります。休憩が難しい場合は、コピーをとるなど他の仕事をはさんだり、窓の外をぼんやり見たりして、目を休める工夫をしましょう。

目の乾燥対策をしましょう

目が乾くと眼精疲労が進みます。目の乾燥を防ぐには次のことを意識しましょう。

  • まばたきの回数を意識して増やし、涙で目をうるおす。
  • 加湿器をおくなど、部屋の乾燥を防ぐ。
  • エアコンの風に直接当たらない。
  • 目が疲れたら、蒸しタオルを目の上にのせて休憩する。

目の乾燥対策をしましょう

目を疲れさせない生活習慣を

日常生活のちょっとした心がけで眼精疲労を予防することができます。

  • テレビやスマートフォンを見るのはほどほどにして、ときどきは遠くの風景を見るように心がけましょう。
  • 過労や睡眠不足を避けて、ストレスの少ない生活を送りましょう。
  • ストレッチなど軽い運動でこりかたまった全身をほぐすことは、ストレス改善にも効果があります。
  • 目によい食品を摂りましょう。レバー、うなぎ、豚肉など、ビタミンA、ビタミンB1・B6、ビタミンEが豊富な食品が目の筋肉や神経のはたらきを保つとされています。抗酸化作用をもつアントシアニンを含むブルーベリーなども目の疲れの回復によいとされています。
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