口臭

口臭の対策

3.口臭になったらどうする?

強い口臭が気になるときは舌苔の異常や歯周病、虫歯など、口臭の原因となる病気がないか、歯科でチェックを受けましょう。口臭対策では、日頃の歯みがきで口腔内を清潔にすることがポイントになります。歯みがき剤は、口臭のもとになる細菌の除去が期待できるものがおすすめです。

  • 医療機関での受診をおすすめする場合と、セルフケアできる場合

    • 医療機関での受診をおすすめする場合
      • 口臭は、舌苔の増加や歯周病、虫歯などの口腔トラブルのサインであることも。気になったら歯科でチェックを受けましょう。
      • 口臭とともに鼻やのど、胃腸などの病気の症状があるときは、該当の科に相談しましょう。
      • 対策をしていても口臭が気になって社会生活に差し支えるほどであれば、心療内科などに相談してみましょう。

      口臭チェック

      セルフケアできる場合

      一時的な生理的口臭や、口の中の不衛生によるものは、口内をうるおしたり、歯みがきやデンタルリンス、マウスウォッシュなどで洗浄することでセルフケアできます。

  • 口の中をいつも清潔に

    • 口臭を防ぐには口の中の環境を整えておくことが大切です。
      強い口臭の原因となる歯周病を起こさないためにも、毎日の歯みがきをしっかり行いましょう。入れ歯の方はお手入れをきちんとしましょう。
      舌苔が多いときはブラシなどで取り除くというお手入れ方法もありますが、自分で行うと舌を傷つけてしまうこともあるので注意してください。
      定期的に歯科 でクリーニングをしてもらったり、口の中にトラブルが起こっていないかチェックしてもらいましょう。
      歯みがきの方法はこちらをご参照ください。
      「歯周病」の予防ページを参照)

  • 口の中に細菌を増やすバイオフィルム

    • 厚い舌苔や歯垢は、歯周病を引き起こし、口臭の原因となる細菌の温床で、いずれも「バイオフィルム」と呼ばれる状態になっています。バイオフィルムとは、細菌の集団が膜で覆われた塊になっており、簡単に洗い流されたり、殺菌・抗菌剤が効かないように細菌同士ががっちりと手を組んでいる状態です。排水溝のヌメリなども同じ構造です。
      口の中にバイオフィルムとなって棲みつく細菌は、700種類にも達するといわれます。
      口臭のもとになる細菌を除去するには、バイオフィルムの中まで浸透して効果を発揮する成分を含んだ歯みがきなどを選ぶとより効果的です。

      歯垢のバイオフィルム

      舌苔のバイオフィルム

  • 口臭に有効な成分

    • 歯みがき剤やデンタルリンス、マウスウォッシュに含まれる主な薬用成分
      分類 成分 作用
      殺菌成分 イソプロピルメチルフェノール(IPMP) バイオフィルムの奥まで浸透、歯周病や口臭の原因菌を殺菌する。
      塩化セチルピリジニウム(CPC) 主に口の中の細菌の増殖を抑え、歯垢形成を防ぎ、口臭を予防する。
      ラウロイルサルコシンNa(LSS) 歯周病の原因菌を殺菌し、口臭を予防する。
      塩化ベンゼトニウム
      抗炎症成分 β-グリチルレチン酸 歯ぐきのはれを抑え、歯周病を予防する。
      ε-アミノカプロン酸 歯ぐきの炎症を促進させるプラスミンの増大を抑え、歯ぐきのはれ、出血を防ぐ
      トラネキサム酸
      サリチル酸メチル 消炎効果がある。清涼感がある。
      血流改善成分 塩化ナトリウム 収れん作用・血流循環促進作用により歯ぐきをひきしめ、歯周病を予防する。
      トコフェノール酢酸エステル(ビタミンE) 歯ぐきの血流を促進し、歯周病を予防する。
      洗浄成分 ゼオライト 天然鉱物に由来し、分子の吸着効果がある。
      唾液中のカルシウムを取り除き、歯石の沈着を防止する。
      ニオイの成分も吸着し、口臭を予防する。
      清涼成分 l-メントール 不快なニオイや味を消し、さわやかな香りにする。

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第一三共ヘルスケアの口臭の対策ページです。口臭の症状が出た時のセルフケア方法、薬の選び方や注意点など、口臭の対策に関する情報を掲載しています。