咳(せき)

咳(せき)の対策

3.咳(せき)が出たらどうする?

咳(せき)は生体防衛反応ですが、のどを痛めたり体力の消耗につながることがあります。つらいときはOTC医薬品を使って症状を緩和させましょう。風邪やアレルギーなど、の原因やたんの有無などの症状に応じてくすりを使い分けることが大切です。

  • 医療機関での受診をおすすめする場合とセルフケア

    • 医療機関での受診をおすすめする場合

      2週間以上も咳(せき)が続いている場合や痰に血液が混ざっている場合などは、呼吸器の病気が考えられます。早めに医師の診察を受けましょう。

      セルフケアできる場合

      咳(せき)はからだに必要な生体防御反応であり、むやみに抑える必要はありませんが、咳(せき)が止まらないとのどを痛めたり、夜眠れずに体力を消耗したりするので、つらいときにはOTC医薬品を上手に活用してセルフケアしましょう。

      風邪の咳(せき)

      主に風邪などによる咳(咳嗽)はセルフケアが可能です。風邪による咳(せき)は、数日でおさまるとされていますが、咳(せき)や痰がつらい場合はOTC医薬品によって症状をやわらげることができます。風邪をひいていても熱や鼻水がなく、主に咳(せき)と痰が見られるという場合は、総合感冒薬より鎮咳去痰薬のほうがよいでしょう。

      アレルギー性の咳(せき)

      アレルギー反応としての咳(せき)には、抗ヒスタミン剤を配合したOTC医薬品が効果的です。

  • くすりの選び方と注意点

    • 主な鎮咳去痰薬の成分
      痰がからまった咳(せき)の場合は痰を出しやすくする去痰成分や気管支拡張成分が配合されたくすりを選びましょう。
      持病のくすりや総合感冒薬など、すでに服用しているくすりがある人は、成分が重ならないように注意してください。
      種類 おもな成分 作用・特徴
      鎮咳成分 中枢性・麻薬性 ジヒドロコデインリン酸塩
      コデインリン酸水和物
      延髄の咳中枢を直接抑制して咳(せき)を鎮める。鎮咳効果が高い。
      中枢性・非麻薬性 ノスカピン
      デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物
      咳中枢に作用し咳反射を抑える。気管支拡張作用もある
      去痰成分 粘液溶解 ブロムヘキシン塩酸塩 粘液のムコ多糖体とタンパク質の結合を切断して痰の粘性を下げ、呼吸を楽にする
      分泌液増加 グアヤコールスルホン酸カリウム 気道の分泌液の増加により痰を切れやすくする
      消炎酵素 リゾチーム塩酸塩 痰を分解して排出しやすくする
      気管支拡張成分 キサンチン誘導体 アミノフィリン
      テオフィリン
      気管支のけいれん、気管支粘膜の腫脹を抑え、気管支を拡張してぜんそく発作時の咳(せき)を鎮める。
      その他 メトキシフェナミン塩酸塩
      dl-メチルエフェドリン塩酸塩
      気管支のけいれんを抑え、気管支を拡げて呼吸を楽にして咳(せき)を鎮める
      その他 抗ヒスタミン クロルフェニラミンマレイン酸塩 アレルギー性の咳(せき)を鎮める
      消毒・殺菌 塩酸クロルヘキシジン のどを消毒し細菌による炎症を抑える
      生薬 桜皮抽出物(オウヒ)
      キキョウ
      マオウ など
      鎮咳や抗炎症、のどの粘液分泌促進、繊毛運動促進などの作用があり、咳(せき)を抑え、痰を切れやすくする

      咳(せき)

      症状に応じ、飲みやすい形状の薬を選ぶ
      鎮咳去痰薬には、錠剤、カプセル剤、散剤、液剤、トローチ剤など、さまざまな形状があり、それぞれ特徴があります。用法・用量を守り、症状や年齢、時と場合に応じて、飲みやすいものを選びましょう。
      形状 特徴・注意点
      錠剤 固形のくすり。
      素錠、糖衣錠、フィルムコーティング錠などがある。
      カプセル剤 カプセルに入っているくすり。
      中味が粒状などの硬カプセル剤と、液体や油などの軟カプセル剤がある。
      散剤 粉末状のくすり。
      液剤 液状のくすり。
      シロップ剤 糖類や甘味剤を多く含む粘性の高い液剤。
      トローチ剤、ドロップ剤 口の中でゆっくり溶かして服用するくすり。

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第一三共ヘルスケアの咳(せき)の対策ページです。咳(せき)の症状が出た時のセルフケア方法、薬の選び方や注意点など、咳(せき)の対策に関する情報を掲載しています。