研究開発インタビュー 《ミノン》

“やさしさ”で
敏感肌に悩むすべての人のそばに。
写真:ミノンのパッケージ

ミノン全身シャンプー しっとりタイプ

医薬部外品

販売名:ミノン全身シャンプー
皮膚の清浄、肌あれの防止

ミノンのブランドメッセージ「肌とやさしさのあいだに。」には、「肌と大切な人を思う気持ちの間に介在し続けるブランドでありたい」という願いが込められています。この製品の研究開発に関わる高尾 典弘、山崎 春佳、廣田 梢の想いも同じです。

企業理念を実践する研究開発

高尾 典弘(研究開発部 研究センター 製剤研究第二グループ)

医薬品は体調不良などの症状のある際に使用する一方、スキンケア製品は基本的に毎日使うものです。また、医薬品はたとえ苦くても服用されますが、スキンケア製品は使用時に不快感のあるものだと二度と手に取っていただけません。製薬企業だからこそ、それぞれの特性をしっかりと理解しておく必要があると考えています。
ミノンは1973年の発売以来、現在も多くの皆様にご愛用いただいている製品です。私たちは、「敏感肌」という言葉が一般的ではなかった時代から、いち早くこの課題に向き合ってきました。
まずは、生活者の皆様をしっかりと理解すること。ライフスタイルの変化に目をこらし、多くのお悩みやご要望に耳を傾けました。そして、たとえ時間のかかるプロセスであっても徹底して品質にこだわり、使用感にもこだわり、お客様の笑顔を増やしたいという想いで研究開発に誠実に向き合い続けた結果、当初は想定していなかった層の方からも評価をいただくことができました。
第一三共ヘルスケアのコーポレートスローガンにある「Fit for You」、すなわち一人ひとりの悩みに寄り添い応えるアプローチこそ、ミノンが約50年間も老若男女にご愛用いただける底力となっているのです。

品質を大切にしたい

山崎 春佳(研究開発部 開発第二グループ)

誰もが使えるスキンケア製品でありたいという願いを込めて、ミノンでは「0歳から100歳まで」を旗印として掲げています。赤ちゃんから高齢の方も使える製品であることが、私たちが追求する品質の証しであると考えているからです。
敏感肌にフォーカスしたミノンは、低刺激性、弱酸性、アレルギーの原因物質を極力カットするなど、肌への優しさを考えた処方を追求しています。
製品開発で特に重視するのは、徹底したデータの検証です。厳しい連用試験で、安全性や有用性が実証できなければ発売できません。品質を守るためには膨大なコストと時間がかかります。だからこそ、自信を持って自社の製品をおすすめできるのです。
「もう、ミノンしか使いません」といったお客様の声を聞くたび、品質を大切にする私たちの続けてきた研究開発が間違いではなかったと実感できます。お客様の悩みを少しでも減らし、健やかな肌で過ごせる日々の生活に貢献したいと考えています。

肌へのやさしさにこだわる

廣田 梢(研究開発部 研究センター 製剤研究第二グループ)

敏感肌も十人十色です。肌へのやさしさを考えた研究開発を通じて、敏感肌に悩むすべての方の期待に応えたい、という想いがあります。研究センターで製品の品質を厳しく評価し、さらに製造現場でも安定生産について研究者の立場から検証するなど、確かな品質を保つ努力を続けています。
「ミノンを使っていただく皆様の信頼に応えたい」という想いは、研究開発に携わるすべてのスタッフに共有されています。
「敏感肌の自分でも、使い続けることができる」と言ってくださるお客様が多いのも、この製品の特長です。私自身、幼い頃から敏感肌に悩まされてきた家族がいたので、実家には常にミノンがありました。これからも、肌へのやさしさを考えた製品を通じて、敏感肌で悩む多くの人々に寄り添いたいと思っています。親から子へ、子から孫へと、世代を超えて支える存在であり続けることを、私たちは目指しています。

暮らしと向き合い、
やさしさで応える

敏感肌に悩む人々の声を聞き
品質を追求して、その悩みに応える
研究者の想いを語ります。

記事および映像の内容は、取材・撮影当時のものです。